もくじ
条件
- A拠点、B拠点、C拠点で拠点間VPNで繋がっている
- A拠点の接続プロバイダを変更することになった
環境
- YAMAHA RTX1210
良い手順と悪い手順
良い手順(A拠点に作業員がいる場合)
- BとC拠点にてA拠点への接続情報を予め削除しておく
- A拠点のB, C拠点への接続情報を削除しておく
- A拠点のプロバイダ情報(PPPoEアカウント)を変更
- BとC拠点にてA拠点への接続情報を追加する
- A拠点の担当者PCにTeamViewerに接続し、
A拠点から各支店に接続を行う
5を行う時にA拠点へのリモート接続が出来なくなるが、A拠点の作業員のPCを利用して作業することで対応できます。
悪い手順
- Aのプロバイダ情報を変更する
- B拠点とC拠点にてA拠点への接続情報の書き換え
使いたくない手順(現地に作業員がいない場合)
// 拠点PCにTeamViewerが入っていない場合はこの手順は行わない。拠点にリモート接続出来なくなったら困るから、作業員か現地でリカバリ出来る人がいる状況で行うようにする
- BとC拠点にてA拠点への接続情報を予め削除しておく
- A拠点のB, C拠点への接続情報を削除しておく
- A拠点のプロバイダ情報(PPPoEアカウント)を変更
- B拠点にてA拠点への接続情報を追加する
- A拠点からB拠点への接続情報を追加する
- C拠点にてA拠点への接続情報を追加する
- A拠点からB拠点への接続情報を追加する
こうすれば問題は起きないが、大変。
作業員が現地におらずリモートで対応する場合はこうするしかない。
悪い手順で起こった障害
- B拠点とC拠点がA拠点に繋がらず、拠点間VPNの接続エラーでL2TPでのリモート接続が出来なくなった。
- BとC拠点のルータがリトライエラーを出し続ける為に、リモートアクセスが出来なくなる
ファームウェアのバージョンや機種もあるかもしれないけれど、良い手順を守って作業を行いたい。
悪い手順によって陥った障害でのリカバリ対応
- リモート接続出来なくなった拠点に電話
- 拠点PCのTeamViewerにてローカル接続し、ローカルからBとC拠点のルータにアクセスし、A拠点の接続情報を修正した
- 拠点間接続成功
- 正常動作に収束
エラーがなくなりリモート接続も回復