もくじ
母集団の平均と分散を推定する
- 日本中の人= 母集団
- 日本中の人のポケモン所持数の平均を知りたい
- でもそれは現実的ではないから、標本のデータから母集団の平均を統計(確率)から推定することが出来ます
推計統計の手法を使うと、標本から母集団を確率から推計出来ます。
標本
- 路上を歩いている人を10人を1標本として平均を求めることにする
- 標本4つ分のデータを集めた
標本平均の平均
(5.2 + 5.4 + 5.2 + 6) / 4 = 5.45
この標本平均から、母集団の平均がどの位置にあるか推計統計の手法としてt分布表を使って計算します。
信頼区間
標本平均±tの値×標準誤差
母集団が95%の確率で入っている区間を95%信頼区間と呼びます。
t分布表
@see https://www.koka.ac.jp/morigiwa/sjs/td.htm
t分布表を使って母集団の平均を推計
不偏分散は自由度(サンプルサイズ - 1)とするところがポイントです。標本は母集団より少し小さくなっている傾向があるので、自由度で割ります。
上記の計算から、
- 95%の確率で母集団の平均は『2.2059~8.194の区間』に含まれる
- 99%の確率で母集団の平均は『0.8988~9.5011の区間』に含まれる