もくじ
重複順列
n個の中からr個選ぶ順列は、nPr です。重複順列は同じものを『重複を許して』並べて良い組み合わせです。
n個の箱にr個の種類のボールを何度でも入れて良いと考えます。
A, B, Cの文字を重複を許して、2つに並び変える組み合わせ
AA, AB, AC
BA, BB, BC
CA, CB, CC
2つの箱に3つのボールを重複を許して入れていくと考える、積の法則から
3^2 = 3 × 3 = 9パターン
組み合わせ
赤、白、緑、青の異なる4色のボールを取り出す組み合わせ
- 赤のボールについて
・取り出す
・取り出さない
2パターンが生まれる。
2^4 = 2 × 2 × 2 × 2 = 16通り
0, 1, 2, 3の数字を使って、重複を許して3ケタの数字を作る組み合わせ
千の位に0は使うことが出来ないから、
3 × 4 × 4 = 48通り
赤、白、緑、青の異なる4色のボールを1つ以上取り出す組み合わせ
『1つ以上』がポイント、すべてのボールを取り出さないというパターンを除外します。
2^4 - 1 = 15パターン
5個のボールをA, B二つの箱に入れる場合の組み合わせ
『すべてがAの箱』、『すべてがBの箱』というパターンを除外します。
2^5 - 2 = 30通り
5個のボールを2つの箱に入れる場合の組み合わせ
『箱に区別がない』ので2で割ります。
『赤、青』と『白、緑、黄色』の分け方と、『白、緑、黄色』と『赤、青』の分け方の区別がないからです。
(2^5 - 2) ÷ 2 = 15通り