Linux

ファイルディスクリプタ メモ

 

 

ファイルディスクリプタについて理解する

ファイルディスクリプタとは、プログラムがアクセスするファイルや標準入出力などをOSが識別するために用いる識別子。0から順番に整数の値が割り当てられる。OSによってはファイルディスクリプタにバッファ管理機能なども含めた「ファイルハンドル」と呼ばれる管理体系が存在する。

ファイルディスクリプタには、識別子とともにファイル名、ファイルサイズ、プログラムが操作中のファイル内の位置、ファイル作成、更新日時などの情報が含まれており、OSは識別子によってどのファイルを操作するかを判断する。

通常、0:標準入力(stdin)、1:標準出力(stdout)、2:標準エラー出力(stderr)の3つはOS(シェル)が最初に用意するため、プログラムがファイルをオープンすると「3」から順番にディスクリプタが割り当てられる。

 

 

ファイルディスクリプタ数の上限変更とlimits.confの罠

 

これとは別に、1プロセスが同時オープン可能なファイルディスクリプタ数は、標準で1024となっています。
apacheのpreforkモデル等の子プロセスが多数稼動するアプリケーションだと、1プロセスあたりのファイルオープン数はそこまで増加しないので、普段はあまり意識することは少ないかもしれません。
しかし、apacheのworkerモデル等のスレッドを使用するアプリケーションでは、この制限が致命的になるケースが発生します。

 

 

まとめ。

 

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